チョウセンニワフジは、ピンクがかった紫色の小さなマメ科の花を穂のように咲かせる、背の低い落葉低木です。朝鮮半島や中国に広く分布しますが、日本では九州にわずかに残るだけで、とされる希少な植物です。

姿・形

育つ姿
根もとから何本も茎を出す、高さ1mほどの落葉低木です。冬には茎の上の方が枯れます。
葉
7~11枚の小葉が羽のように並ぶです。小葉は丸みのある卵形で、毛が生えています。
花
長さ1.2~2cmほどの紅紫色のマメ科の花が、葉のつけ根から出た穂にまとまって咲きます。
実
細長い円筒形のさやができ、熟すとはじけて種子を飛ばします。

間違えやすい生き物

ニワフジIndigofera decora

ニワフジの小葉は細長く、チョウセンニワフジの小葉は短く幅が広くて両面に毛があります。

間違えやすい理由どちらも背の低いコマツナギ属の低木で、ピンクの花穂がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 丘陵の尾根の明るい林
  • 岩場の近く
分布
朝鮮半島と中国の北部に分布します。日本では九州だけに見られ、ここが分布の南の端にあたります。大陸系の植物が昔から生き残った「遺存植物」とされています。
好む環境
日当たりのよい、乾いた尾根の明るい林に生えます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
国内では生育地がごく限られ、個体数も少ないため、環境省レッドリストで絶滅危惧IA類とされています。生育地は乾燥がきびしく、生育状態はよくないと報告されています。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

チョウセンニワフジ(Indigofera kirilowii)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo