ヒアシンスは、春に太い花茎に香りの強い花が集まって咲く植物です。日本では鉢や花壇、水栽培で親しまれ、俳句では春を表す言葉として使われます。

姿・形

育つ姿
地下の球根から毎年葉と花茎を出す多年草です。
葉
明るい緑色の葉が4~6枚ほど根元から出て、厚みのある帯状になります。
花
強く甘い香りのある、先が六つに分かれた花が太い花茎に15~40個ほど密集します。青・紫・桃・赤・黄・橙・白などの園芸品種があります。
花の時期
札幌の栽培記録では4月下旬から5月に開花しています。暖地やではもっと早く咲くことがあります。
実
花後に丸いが熟し、乾くと三つに裂けて種子を出します。

間違えやすい生き物

ムスカリMuscari armeniacum

ムスカリ(Muscari armeniacum)は小型で、細い葉の間に小さな壺形の花が逆さのブドウ房のように付きます。ヒアシンスは花茎が太く、大きな花が開き、香りも強いです。

間違えやすい理由どちらも春に咲く青系の球根植物で、花が一本の茎に集まります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 花壇
  • 鉢
  • 室内の水栽培
分布
原産地はトルコ南部からイスラエル北部です。日本では自生種ではなく、観賞用に栽培されています。
好む環境
日なたから半日陰の、水はけがよく有機質に富む土を好みます。秋に球根を植え、寒い時期を経験すると春によく咲きます。
花の時期

4〜5月に咲きます

花 4〜5月

育て方

育て方
花後も葉が黄色くなるまで残し、球根に養分を蓄えさせます。過湿では球根が腐りやすくなります。
増やし方
親球の周りにできた小さな球根を分けて増やせます。
毒性
大量に食べると有害で、特に球根に毒性成分が多く含まれます。汁で皮膚が刺激されることがあるため、植え付けには手袋が役立ちます。

名前と分類

名前について
古い資料ではユリ科に分類されていましたが、現在はクサスギカズラ科です。
品種といろいろな姿
花色や花の密度が異なる園芸品種が多数あります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
ヒアシンス(Hyacinthus orientalis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo