カケスは日本の森林にすむ鳥で、褐色の体と翼の青い模様が目印です。秋にはドングリを地面に埋めて冬の食料を蓄えます。埋めたまま残ったドングリが芽生え、ナラ類が広がるのを助けます。

姿・形

姿
全長は約33cmです。淡い紫色を帯びた褐色の体、黒い尾、白い腰、翼の青・黒・白の細かな模様が特徴です。
声
「ジェーイ」と聞こえるしわがれた声で鳴き、ほかの鳥や機械の音もまねます。葉に隠れていても、この声で居場所に気づくことがあります。

間違えやすい生き物

オナガCyanopica cyanus

オナガは黒い頭、淡い灰色の体、青灰色のとても長い尾が目立ちます。カケスは褐色の体で尾が短く、翼に小さな青いしま模様があります。

間違えやすい理由どちらも青い羽が目立つカラス科の鳥です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 落葉広葉樹林
  • 針葉樹林
  • 平地から山地の森林
分布
日本では北海道から九州、屋久島まで各地の森林に分布し、地域ごとに異なるが見られます。多くの地域で一年中見られます。
いる時期
記録される時期

一年中、毎年記録されています

日本での観察352件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
ドングリなどの木の実を中心に、昆虫やカエルなども食べる雑食性です。
活動
秋に集めたドングリを一つずつ地面に埋め、冬に掘り出して食べます。回収されなかった実は芽生え、木の種が広がることにつながります。

繁殖と一生

巣
日本では木の枝に小枝を集めて巣を作ります。

名前と分類

名前について
北海道のミヤマカケス(Garrulus glandarius brandtii)は、本州などのカケス(Garrulus glandarius japonicus)より頭が赤褐色です。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
カケス(Garrulus glandarius)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo