トゲシラホシカメムシは体長4.5〜7mmの小さなカメムシで、前胸の両端がとげのようにとがり、背中に黄白色の紋が1対あります。田んぼのまわりのイネ科雑草で増え、イネの穂が出るころ水田に入って籾を吸い、の原因になります。

姿・形

姿
体長は4.5〜7mmで、体は灰褐色です。前胸背の両端がとがり、の前方に黄白色の楕円形の紋が1対あります。

間違えやすい生き物

シラホシカメムシEysarcoris ventralis

シラホシカメムシは体長約5mmで黒っぽく、背中の白い紋が丸みをおびています。トゲシラホシカメムシは前胸背の両端がとがり、白い紋が楕円形です。

間違えやすい理由同じ仲間の小さなカメムシで、どちらも背中に白い紋が1対あり、同じ水田まわりで見られます。

オオトゲシラホシカメムシEysarcoris lewisi

体長6mmほどで、前胸の両端がとげ状にとがり、小楯板基部に白い紋が1対ある点までそっくりです。腹部の濃い褐色と淡い褐色の範囲や前胸の点刻で区別しますが、写真では見分けにくいです。

間違えやすい理由同じく水田まわりにすむ斑点米カメムシで、形も紋もよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 水田
  • 畦畔
  • イネ科雑草の草地
  • ムギ畑
分布
ヨーロッパと東アジア(朝鮮半島・日本)に分布します。日本では水田とそのまわりの草地で見られます。
好む環境
水田周辺のエノコログサなどのイネ科雑草で増殖し、出穂したイネやムギにも集まります。

暮らし

食べ物
イネ科雑草、ムギ、イネの穂の汁を吸います。成虫も幼虫も籾に口針を刺して吸い、吸われた米粒は斑点米になります。
活動
5月ごろから出穂したイネ科雑草やムギに飛んできて増え、1〜2世代を経たのち、イネの出穂ごろに水田へ移ってきます。
冬越し
成虫で越冬し、主に枯れたイネ科雑草の株元付近にひそみます。

繁殖と一生

幼虫の食草
幼虫も成虫と同じく、イネ科雑草やムギ、出穂後のイネの穂で育ちます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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出会った生き物を記録して、集めていこう

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トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris aeneus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo