ミドリサンゴは、細い緑の枝がサンゴのように分かれるアフリカ原産のトウダイグサ属の木です。日本では野生では見られず、観葉植物として育てられます。枝を切ると出る白いは毒性が強く、目や肌に付かないよう注意が必要です。アオサンゴやミルクブッシュとも呼ばれます。

姿・形

姿
原産地では高さ5〜9mになります。濃い緑色で刺のない円筒形の多肉質の枝が、たくさん分かれて伸びます。
葉
若い枝に小さな葉がつきますが、すぐに落ちるので枝ばかりが目立ちます。

間違えやすい生き物

マツバランPsilotum nudum

マツバランは高さ30cmほどのシダの仲間で、茎が二つずつ分かれ、枝のわきに黄色く熟すをつけます。花は咲かず、白い乳液も出ません。

間違えやすい理由どちらも葉がなく緑の細い茎だけに見えます。

イトアシRhipsalis baccifera

木や吊り鉢から細い茎(太さ0.5cm以下)が垂れ下がるサボテンで、白い花のあとに白やピンクの小さな実をつけます。

間違えやすい理由細くて丸い緑の茎が束になって伸びます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 乾燥したサバンナ
  • 鉢植え・温室
分布
東アフリカ周辺の乾燥地が原産と考えられていますが、インド原産説もあります。熱帯の多くの地域で野生化しています。日本では野生では見られず、観賞用に室内や温室で育てられます。

育て方

育て方
日当たりと水はけのよい土を好み、乾燥に強い一方で水のやりすぎは根腐れのもとになります。霜には耐えられません。
毒性
乳液が目に入ると炎症や激しい痛み、皮膚に付くと皮膚炎を起こします。誤って食べると吐き気や下痢を起こすおそれがあります。付いたらすぐに石けんと水で洗い流します。

名前と分類

品種といろいろな姿
枝が赤みがかった金色に色づく園芸品種('Sticks on Fire')もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
多くの多肉性トウダイグサと同じく、ワシントン条約附属書IIの対象です。

文化と話題

文化と話題
  • アフリカの乾燥地では生け垣にも使われます。
  • 乳液を燃料にする研究が行われたことがありますが、実用化はされていません。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ミドリサンゴ(Euphorbia tirucalli)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo