ヒメキンセンカは地中海沿岸などに自生するキク科の一年草で、花の直径は1〜1.5cmほどしかありません。花壇でおなじみのトウキンセンカ(キンセンカ)と同じ仲間ですが、ずっと小さな花をつけます。
姿・形
- 姿
- 茎や葉に粘りのあるがあります。
- 育つ姿
- よく枝分かれし、直立またはななめに広がる一年草で、草丈は10〜50cm、ふつう30cmほどです。
- 葉
- 葉は切れ込みのない細長い倒卵形で、長さ2〜8cmです。上のほうの葉は付け根で茎をなかば抱きます。
- 花
- 花茎の先に黄色または橙色の頭花を1つずつつけます。は長さ1cm以下です。
- 実
- 1つの頭花から、外側の曲がってとげのある実、翼のある実、内側の輪のように丸まった実と、形の違う3種類の果実ができます。
間違えやすい生き物
トウキンセンカCalendula officinalis
トウキンセンカは頭花の直径が4〜7cmと大きく、八重咲きの品種も多いです。ヒメキンセンカの頭花は1〜1.5cmほどです。
間違えやすい理由同じキンセンカ属で、花の色や形が似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 畑
- 荒れ地
- 砂地
- 分布
- 原産地はヨーロッパ中部・南部、地中海沿岸、北アフリカ、中東です。世界各地に外来種として広がっています。
- 好む環境
- 外国では畑や荒れた土地、特に砂地に雑草として生えます。
名前と分類
- 名前について
- 一般に「キンセンカ」と言えばトウキンセンカ(Calendula officinalis)を指します。資料によっては「ヒメキンセンカ」の名をトウキンセンカの変種の別名として扱っているので、名前だけで見分けるときは注意が必要です。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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