家や店の軒先に泥の巣をつくるツバメは、春に渡ってくる身近なです。日本では人の暮らしの近くで子育てをし、秋には南へ渡ります。

姿・形

姿
全長約17cm、翼を広げると約32cmです。背は黒く腹は白く、額とのどは赤茶色です。二つに分かれた長い尾が目立ち、オスの尾はメスより細長いです。
声
「チュピッ」などと鳴き、さえずりは複雑に続く声です。

間違えやすい生き物

コシアカツバメCecropis daurica

コシアカツバメ(Cecropis daurica)は腰が赤く、巣はとっくり形です。ツバメは腰が暗く、おわん形の巣をつくります。

イワツバメDelichon dasypus

イワツバメ(Delichon dasypus)は腰が白く、尾が短いです。ツバメは腰が暗く、尾が長く二つに分かれます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 人家・商店の軒先
  • 水田
  • 河川
  • ヨシ原
分布
主に九州以北に渡来して繁殖し、北海道では少数です。冬は東南アジアで過ごします。
いる時期
夏鳥です。春に渡ってきて繁殖し、秋に南へ帰ります。
好む環境
えさの虫が多い開けた水田や川の近くを好み、巣は人の出入りのある建物につくります。
移動
春に日本へ渡り、夏の終わりにはヨシ原などで群れになって、秋に南へ渡ります。
記録される時期

毎年1〜9月に記録されています

繁殖 3〜8月

日本での観察3,191件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
飛びながら空中の昆虫をとらえて食べます。

繁殖と一生

巣
泥と枯れ草でおわん型の巣をつくり、建物の壁や軒下につけます。

名前と分類

名前について
日本で繁殖するツバメの多くは、 Hirundo rustica gutturalis です。胸に細い黒褐色の帯が見える個体もいます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
世界の個体数は減少傾向とされています。

文化と話題

文化と話題
  • 「燕」は春のです。
  • ツバメが家に巣をつくると縁起がよいと、日本で親しまれてきました。
ツバメ(Hirundo rustica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo