ハナキリンは、とげだらけの茎の先に赤やピンクの「花」をほぼ一年中咲かせる、マダガスカル原産のです。花びらのように見える2枚はで、本当の花はその中に小さく咲きます。日本では野生には生えておらず、鉢植えや温室で育てられています。

姿・形

育つ姿
高さは最大で1〜2mほどになる低木状の多肉植物で、茎はよく枝分かれします。茎にはが変化した鋭いとげが対になって並びます。
葉
へら形の葉が枝の先の方だけにつき、古くなると落ちます。冬や乾いた時期には休眠して葉をすっかり落とすこともあります。
花
花びらはなく、赤く目立つ部分は2枚の苞です。苞は赤のほか、ピンク、橙、黄、白などに色づきます。
花の時期
3月ごろから咲き始め、春から秋にかけて咲きます。温室では一年中咲いています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 鉢植え
  • 温室
分布
マダガスカル原産です。日本では大正年間にもたらされ、鉢植えや温室で育てられています。
好む環境
日当たりと水はけのよい場所を好みます。寒さに弱いため、冬は室内で育てます。

育て方

育て方
挿し木で簡単にふやせます。切り口の乳液を乾かしてから挿します。
毒性
茎や葉を傷つけると出る白い乳液には毒があり、皮膚や目を刺激します。子どもやペットが触れたりかじったりしないよう注意が必要です。

名前と分類

名前について
ふつう栽培されているハナキリンは変種 var. splendens で、Euphorbia splendens と呼ばれていたこともあります。
品種といろいろな姿
苞の色や大きさが違う栽培品種が多数あり、葉に斑が入るものや、茎がとても太いタイ系交配種もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 和名には「花麒麟」の字が当てられます。別名は「荊の冠(いばらのかんむり)」で、英語の crown of thorns と同じく、キリストがかぶせられた冠はこの植物だったという言い伝えにちなみます。

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ハナキリン(Euphorbia milii)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo