ロバは、アフリカノロバを家畜にした動物です。ウマより小柄ですが、粗食に耐えて丈夫なため、世界中で荷運びに使われてきました。日本では昔からほとんど飼われてこなかった家畜で、野生のロバはいません。

姿・形

姿
は品種により90〜150cmほどです。多くは灰褐色で、背中の黒い線と肩を横切る線が十字形をつくります。耳が大きく長く、尾は先のほうだけに長い毛があります。
声
鳴き声は20秒ほど続き、3km以上先まで届きます。

間違えやすい生き物

ウマEquus caballus

ロバは耳がずっと長く、尾は先端だけに長い毛があります。ウマの尾は根元から長い毛でおおわれます。

間違えやすい理由同じウマ属で体つきが似ており、小型の馬はロバと同じくらいの大きさです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 牧場
  • 動物園・ふれあい施設
分布
世界で5000万頭以上が飼われ、エチオピア・スーダン・パキスタンに特に多くいます。日本では飼育数がごく少ない家畜です。
好む環境
暑く乾いた土地から寒い土地まで適応します。

暮らし

食べ物
草や木の葉など、質の低い硬い餌でもよく消化できます。
群れの暮らし
危険だと感じたことは無理にさせられても動かないため頑固といわれますが、これはウマより自分の身を守ろうとする本能が強いためと考えられています。

繁殖と一生

妊娠期間
約12か月(360日前後)
一度に産む子の数
ふつう1頭
寿命
適切に飼育すれば30年以上、40〜50年生きることもあります。

名前と分類

名前について
アフリカノロバ(Equus africanus)の亜種 Equus africanus asinus とする見方と、独立した種 Equus asinus とする見方があります。漢字では「驢馬」と書き、古くは「うさぎうま(兎馬)」とも呼ばれました。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 『日本書紀』には599年に百済からラクダや羊とともに「驢(うさぎうま)」が贈られたとあり、これが日本で最も古いロバの記録と考えられています。
  • 「ロバのパン屋」は昭和10年代に札幌で始まったとされますが、実際に車を引いていたのはロバではなく木曽馬などの小型の馬でした。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ロバ(Equus asinus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo