ドリアンは強烈なにおいで知られ、ホテルなどで持ち込みを断られることも多い東南アジアの果物です。濃厚でなめらかな果肉から「果物の王様」と呼ばれます。日本では沖縄県などに植えられていますが、実がなるのはとても稀です。

姿・形

育つ姿
常緑のです。原生林では樹高45mほどになりますが、果樹園では10m程度に抑えます。
花
大きな白い花が幹や太い枝から垂れ下がって咲きます。夜に訪れるコウモリが花粉を運びます。
実
長さ30cmほど、重さ1~3kgほどの果実で、硬い棘に覆われています。果肉は甘く、ビタミンB1を多く含みます。

間違えやすい生き物

パラミツ(ジャックフルーツ)Artocarpus heterophyllus

ドリアンの皮は鋭い棘で覆われていますが、ジャックフルーツは丸みのある突起で覆われています。ジャックフルーツのほうがずっと大きくなります。

間違えやすい理由どちらも幹に大きなでこぼこの実をつける熱帯の果物ですが、近い仲間ではありません。

すむ場所

よく見られる場所
  • 熱帯雨林
  • 果樹園
分布
ボルネオ島とスマトラ島が原産とされ、マレー半島にも野生の木があります。タイやマレーシアなど東南アジア各地で栽培されています。日本の野外には生えていません。

繁殖と一生

種の広がり方
強いにおいでオランウータンやマレーグマ、ゾウなどの大型の動物を引き寄せ、種子を遠くへ運ばせます。

注意すること

注意すること
筑波大学の研究で、ドリアンに含まれる硫黄化合物がアルコールを分解する酵素のはたらきを妨げることが報告されていますが、研究によって結論は分かれています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 名前はマレー語で「とげ」を意味する言葉に由来します。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ドリアン(Durio zibethinus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo