ダリアはメキシコに由来する栽培植物で、日本の花壇ではさまざまな色や咲き方の花が見られます。その名で栽培される株にはDahlia pinnataだけでなく、複数の種に由来する園芸雑種もあります。

姿・形

育つ姿
地下にサツマイモに似たが集まり、春に中空の茎を伸ばしてよく枝分かれします。
葉
葉は向かい合って付き、羽のように1~3回深く分かれ、縁に粗いぎざぎざがあります。
花
枝先に小さな花が集まり、一つの花のように見えます。ダリアの名で栽培される花には一重咲きやがありますが、別の園芸雑種も含まれます。
花の時期
日本では初夏から秋に咲きます。
実
花後には、綿毛のない平たい実ができます。

間違えやすい生き物

ヒャクニチソウZinnia elegans

ダリアは下の方の葉が複数の小葉に分かれることが多いですが、上の葉は一枚のこともあります。ヒャクニチソウの葉は一枚で、葉柄がほとんどなく茎を抱くように付きます。

間違えやすい理由どちらも丸く花びらが重なる園芸品種が多く、花だけの写真では似て見えます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭・花壇
  • 鉢植え
  • 切り花の栽培施設
分布
メキシコに由来する栽培植物で、日本では花壇や切り花用に育てられます。
好む環境
日当たりと水はけのよい場所で育てられます。西日本では真夏の高温で生育や開花が止まりやすくなります。

育て方

増やし方
塊根を分けたり、新しい芽を挿し木にしたりして増やせます。

名前と分類

名前について
園芸雑種のダリア(Dahlia × hortensis)は、この種とは別に扱われます。
品種といろいろな姿
この種に関わる栽培形には、色や花びらの重なり方が異なるものがあります。デコラティブ咲き、カクタス咲き、ボール咲きなどの現代の園芸品種は、別の交雑系統として扱われることもあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • ダリアの仲間は1841年にオランダから日本へ伝わったとされています。
  • 和名のテンジクボタンは、外国から来た植物で一重咲きの花がボタンに似ることから付いたと説明されています。
ダリア(Dahlia pinnata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo