カワラヒワは、飛ぶと翼と尾の黄色が目立つ身近な小鳥です。日本では九州以北で繁殖し、冬には北の個体が暖地へ移動します。

姿・形

姿
全長は約14 cmです。太く短い淡い色の嘴があり、黒い翼と尾に幅広い黄色の帯があります。
声
飛びながら高く細い声で鳴き、繁殖期には高い場所でさえずります。

間違えやすい生き物

マヒワSpinus spinus

マヒワのほうが小さく、黄色みが強く、体に黒い縦斑があります。カワラヒワは太い嘴と、翼・尾の幅広い黄色が目立ちます。

間違えやすい理由どちらも黄色い翼模様がある小型のアトリ類です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 農耕地
  • 草地・林の縁
  • 公園・市街地
分布
日本では九州以北で繁殖し、冬は全国で見られます。小笠原諸島には別のが暮らしています。
いる時期
地域によってまたはで、北から冬鳥も加わります。
記録される時期

一年中、毎年記録されています · 記録が特に多いのは3〜5月

繁殖 3〜7月

日本での観察1,674件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
植物の種子や芽を主に食べ、庭の餌台に来ることもあります。
群れの暮らし
繁殖期以外は群れで行動することが多いです。

繁殖と一生

繁殖期
日本の産卵期はおもに3~7月です。
巣
平地から低山の木や街路樹などに椀形の巣を作ります。
卵の数
1回に3~5個ほどの卵を産みます。
抱卵
卵を温める期間はおよそ11~13日です。

名前と分類

名前について
以前はCarduelis sinicaとも呼ばれました。小笠原のオガサワラカワラヒワは、別種とみる場合もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
小笠原のオガサワラカワラヒワは、日本のレッドリストでは絶滅危惧ⅠA類(CR)です。

文化と話題

文化と話題
  • カワラヒワは漢字で「河原鶸」と書きます。
カワラヒワ(Chloris sinica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo