ヒロハヘビノボラズは枝と葉の縁に鋭い刺があるで、「蛇も登れない」という名前がついています。日本各地の山地の岩場や林縁などで見られます。初夏に黄色い花房を垂らし、秋には細長い赤い実をつけます。

姿・形

育つ姿
高さは生育地によって1.5~5 mほどになる落葉低木です。枝の節には3~5本の鋭い刺があります。
葉
葉は先のほうが広い卵形から楕円形で、縁に刺のような細かいギザギザがあります。短い枝の先に集まってつきます。
花
5~6月ごろ、短枝の先からを垂らし、多数の黄色い花を咲かせます。
実
長さ約1 cmの楕円形ので、10月ごろ赤く熟します。

間違えやすい生き物

ヘビノボラズBerberis sieboldii

ヒロハヘビノボラズは大きな株では3 mを超え、実は約1 cmの細長い楕円形です。ヘビノボラズは通常1 m未満と小さく、実は丸く黄赤色です。

間違えやすい理由どちらも日本に自生し、刺のある枝と黄色い花をもつ落葉性のメギ属です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地の岩場
分布
日本では北海道、本州、四国、九州に分布します。2014年時点で、愛媛県内の自生地は四国で唯一とされていました。
好む環境
蛇紋岩地や岩礫地などの岩場に生育します。
花の時期

5〜6月に咲きます

花 5〜6月 · 実 10月

名前と分類

名前について
Berberis amurensis var. japonicaという学名も使われてきました。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
愛媛県では2014年に絶滅危惧IB類とされました。
ヒロハヘビノボラズ(Berberis amurensis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo