オンブバッタは頭の先がとがったバッタで、日本の畑や草地で見られます。大きなメスの背に小さなオスが乗る姿が名前の由来になっています。は5月ごろから、成虫は主に8~11月に現れます。

姿・形

姿
頭から胸にかけて細長く、先端がとがっています。緑色型と褐色型があり、オスは約20~25mm、メスは約40~42mmです。

間違えやすい生き物

ショウリョウバッタAcrida cinerea

ショウリョウバッタは後脚が体に対してずっと長く、全身がより細長く見えます。オンブバッタは胴が短く、メスの背に小さなオスが乗る姿もよく見られます。

間違えやすい理由どちらも頭が細長く、緑色型と褐色型があります。

アカハネオンブバッタAtractomorpha sinensis

翅を閉じた姿はよく似ています。後翅を開くとアカハネオンブバッタは桃色で、オンブバッタは透明か付け根が淡い黄色です。

間違えやすい理由同じ属で体形と色がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 草地
  • 半日陰の草むら
分布
北海道から沖縄まで広く分布し、朝鮮半島や中国東北部、台湾などにも分布します。
好む環境
地面より植物の上で見つかることが多く、少し丈の高い草地や半日陰にも入ります。
見られる時期

日本の場合

活動 5〜11月

暮らし

食べ物
さまざまな植物の葉を食べ、イネ科だけでなくキク科、シソ科、ナス科などの広い葉もよく利用します。
活動
成虫は主に8~11月に見られ、飛び続けるよりも後脚で跳ねて移動します。
群れの暮らし
オスは交尾後もしばらくメスの背に残ることがあり、この姿が名前の由来になっています。
冬越し
メスは土の中に産卵し、卵でします。

繁殖と一生

幼虫
日本では5月ごろから幼虫が現れ、脱皮を重ねて成虫になります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
オンブバッタ(Atractomorpha lata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo