キシタエダシャクは黄色い翅に黒い斑点が散らばるシャクガで、幼虫はツツジ類の葉を食べます。昭和初期から九州の山のミヤマキリシマ群落でたびたび大発生し、花が咲かなくなる被害を出してきました。
姿・形
- 姿
- 34〜44mmほどで、翅は黄色に黒い斑点があります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山地
- ツツジ群落
- 分布
- ユーラシア大陸北部に広く分布します。日本では北海道・本州・四国・九州にいます。
暮らし
- 食べ物
- 幼虫()はアセビ、レンゲツツジ、ヤマツツジ、ミヤマキリシマなどの葉やつぼみを食べます。
- 冬越し
- 葉の上に産まれた卵の中で、胚の状態で冬を越します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 成虫は夏に交尾・産卵し、秋には見られなくなります。
- 幼虫
- 幼虫は黄色に黒い斑点があり、斑点の数や形は個体によってさまざまです。春にふ化した幼虫は約1か月で地中にもぐって蛹になり、さらに約1か月で成虫になります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 脅威
- 大発生のたびに薬剤散布を求める声が出ましたが、ミヤマキリシマが枯れるほどの被害ではなく、天敵まで失うおそれがあるとして議論になりました。
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