ニワオニグモは腹部の白い斑点が十字形にならぶオニグモの仲間で、ヨーロッパではふつうに見られるクモです。日本では北海道と本州北部、中部地方の高地にかぎって見られます。

姿・形

姿
メスは体長6.5~20mm、オスは5.5~13mmで、メスのほうがずっと大きくなります。腹部は前後に長く、黄褐色を中心に色の幅がありますが、白い斑点が十字形にならぶ模様は共通です。

間違えやすい生き物

オニグモAraneus ventricosus

オニグモは腹部が丸みのある三角形で、両肩にはっきりした突起があります。ニワオニグモは腹部が前後に長く、肩の突起が目立ちません。

間違えやすい理由同じ属の大きなクモで、の中央にいる姿が似ています。

キバナオニグモAraneus marmoreus

キバナオニグモは腹部がほぼ球形で、橙色の地に褐色から黒の大理石のような模様や葉の形の濃い模様が入ります。ニワオニグモは腹部に白い斑点が十字形にならびます。色の個体差はどちらも大きいので、色だけでは見分けられません。

間違えやすい理由同じ属で体形がよく似ており、どちらも色の個体差が大きいためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭
  • 林のふち
  • 草地
  • 建物のまわり
分布
日本では北海道、本州北部、中部地方の高地に分布します。国外ではヨーロッパからロシア極東、中国にかけて広く分布し、北アメリカにも持ちこまれて定着しています。
好む環境
草や低木のあいだ、林のふち、庭や建物などに円い網を張ります。

暮らし

活動
メスが円網を張り、網の中央や近くの葉かげで獲物を待ちます。かかった獲物はかみついて動けなくし、糸で包んで蓄えることもあります。

注意すること

注意すること
おとなしいクモで、つかまえたり追いつめたりしないかぎりかみつきません。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ニワオニグモ(Araneus diadematus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo