コウライアイサは、白いわきに黒いうろこ模様があり、頭の後ろに長いがのびるアイサの仲間です。日本ではごくまれに冬に訪れる鳥で、1986年に木曽川に飛来した記録があります。中国東北部やロシア極東で繁殖し、世界全体で数千羽しかいない希少な鳥です。
姿・形
- 姿
- 全長52~62cmほどです。オスは頭が緑色の光沢のある黒で、首から下は白っぽく見えます。メスは頭が茶色で背は灰色です。雌雄とも後頭に冠羽があり、わきに灰色や黒のうろこ模様があります。くちばしは赤く、先が黄色です。
間違えやすい生き物
カワアイサMergus merganser
カワアイサのオスはわきが白く模様がなく、冠羽は後頭にねて目立ちません。コウライアイサは雌雄ともわきにうろこ模様があり、オスは長い冠羽がのびています。
間違えやすい理由同じ属で、赤く細いくちばしや体つきが似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山地の川
- 冬の河川
- 分布
- ロシア極東(沿海地方・ハバロフスク地方)、中国東北部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬は主に中国南部へ渡ります。日本ではごく少数がまれに冬を過ごします。
- いる時期
- まれなです。
暮らし
- 食べ物
- 主に魚を食べ、繁殖地では川の水生昆虫の幼虫やカエルも食べます。
繁殖と一生
- 巣
- 川沿いの森の大きな木の洞に巣を作ります。人がかけた巣箱もよく使います。
- 卵の数
- 卵8~12個
保全状況
- IUCNレッドリスト
- EN絶滅危惧野生での絶滅の危険がとても高いです
- 現状
- 環境省レッドリストでは情報不足(DD)とされています。繁殖地では森林の伐採、密猟、水質汚染が脅威になっています。
文化と話題
- 文化と話題
- 和名の「高麗秋沙」は、朝鮮半島(かつての高麗)で記録されたことにちなんでいます。
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