オオベニウチワはコロンビアとエクアドルの熱帯林原産ので、日本では室内の鉢植えや切り花として親しまれています。花びらのように見える光沢のあるハート形の部分は葉が変化したもので、中央のまっすぐな軸に小さな花が集まっています。アンスリウムとも呼ばれます。

姿・形

姿
常緑の多年草で、鉢植えでは高さ30~45cmほどになります。葉は濃い緑色で光沢があり、大きなハート形です。
花
広く平たいの内側に、細かな花が集まったまっすぐなが立ちます。温室では一年中花が咲きます。仏炎苞の姿も長く楽しめます。
実
細長い多肉質の果実をつけますが、室内では結実することはまれです。

間違えやすい生き物

ベニウチワAnthurium scherzerianum

オオベニウチワの肉穂花序はふつう直線状ですが、ベニウチワ(Anthurium scherzerianum)は豚の尾のように巻きます。ベニウチワの葉はより細長く、株も小さめです。

間違えやすい理由どちらも鮮やかな仏炎苞と目立つ肉穂花序をもつ観葉植物です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 湿潤な熱帯林
  • 暖かい室内
  • 温室
分布
野生ではコロンビアとエクアドルに分布します。日本では主に鉢植えや温室植物として栽培します。
好む環境
明るい日陰と暖かく湿度の高い環境を好みます。用土の表面が乾いてから水を与え、根に水をためないようにします。
花の時期

1〜12月に咲きます

花 1〜12月

育て方

育て方
強い直射日光を避け、暖かさと湿度を保ちます。寒風や過湿は傷みの原因になります。
増やし方
株分けや茎挿しでふやせます。
毒性
全草に含まれるの結晶は、口や喉の痛みや腫れを起こすことがあります。樹液も皮膚や目を刺激するため、子どもやペットがかじらない場所に置きます。

名前と分類

品種といろいろな姿
園芸品種には赤、桃、橙、白、緑、複色などの仏炎苞があります。流通するアンスリウムには、本種由来の園芸品種のほか、ほかのアンスリウムとの交雑種も含まれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
オオベニウチワ(Anthurium andraeanum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo