クワキジラミはクワの葉の汁を吸って暮らす、体長3mm前後の小さな昆虫です。初夏にクワの葉の裏が白い綿で覆われたように見えるのは、幼虫がおしりから出す糸状のによるものです。養蚕では、寄生された桑の葉を食べたカイコの繭が小さくなったという報告があります。

姿・形

姿
羽化した直後は全体が淡い緑色で、前翅はほぼ透明です。時間がたつと体は暗い褐色になり、前翅には褐色の小さな点が多数あらわれます。

すむ場所

よく見られる場所
  • クワ
  • 桑畑
分布
日本・朝鮮半島・中国・ロシアなど東アジアの温帯に分布します。北海道でも記録されています。
好む環境
クワ属の木を利用します。

暮らし

食べ物
成虫も幼虫もクワの葉の汁を吸います。

繁殖と一生

繁殖期
年1回発生し、成虫で冬を越します。北海道では5月下旬ごろ、芽吹き直前のクワに成虫があらわれ、葉が開くのを待って主に葉の裏に卵を産みます。
卵の数
1匹の雌が平均約440粒を産み、多いときは1枚の葉に数百粒が産みつけられます。
抱卵
約18日
幼虫
幼虫は約22日のあいだに4回脱皮し、5齢を経て成虫になります。葉の裏で汁を吸いながら、腹の先から細長い白いロウ物質を出します。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

クワキジラミ(Anomoneura mori)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo