セイヨウノコギリソウは日本の野外に定着した外来の草で、道端や山地の道路沿いに生えます。羽のように細かく裂けた葉と、白や淡い紅色の小さな花が平らに集まる姿が目印です。

姿・形

育つ姿
高さ30~100cmほどになるで、を横に伸ばします。
葉
葉は2~3回、羽のように細かく裂け、両面に柔らかな毛があります。根元の葉には柄があり、茎の上部の葉には柄がありません。
花
小さな花のまとまりが平らに集まります。花色は白から淡い紅色で、園芸品種では濃い赤なども見られます。
花の時期
日本では夏に花を咲かせます。
実
小さく平たい果実にはがありません。

間違えやすい生き物

ノコギリソウAchillea alpina

セイヨウノコギリソウの葉は2~3回細かく裂け、糸のように細い部分がたくさんあります。ノコギリソウの葉は櫛の歯のような、より幅広い切れ込みなので、葉を近くで撮ると違いが分かりやすいです。

間違えやすい理由どちらも白い小さな花が平らに集まり、葉の縁がギザギザしています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 道端
  • 草地
  • 山地の道路沿い
分布
ヨーロッパ原産とされ、日本では定着した外来植物として各地で記録されています。近年は道路沿いに山地まで広がっています。
好む環境
日当たりのよい開けた場所でよく育ち、地下茎を伸ばして広がります。

育て方

増やし方
種子のほか地下茎でも増え、まとまって生えることがあります。

名前と分類

品種といろいろな姿
野生型は白色から淡紅色が中心ですが、園芸品種には桃色・赤色・黄色・クリーム色などがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
セイヨウノコギリソウ(Achillea millefolium)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo