コゲラは太い木がある公園や住宅地で出会える小さなキツツキです。茶褐色の背に白い横しまがあり、古い戸がきしむような「ギィー」という声で気づくことが多いです。

姿・形

姿
全長は約13~15cmです。頭は灰褐色で、背と翼には白い横しまがあり、雄の後頭部の脇には小さな赤い羽がありますが見えにくいです。
声
「ギィー」というきしむような声の後に、鋭い声を続けることがあります。

間違えやすい生き物

キバシリCerthia familiaris

キバシリは樹皮に似た細かな褐色模様で、細く下に曲がったくちばしがあります。コゲラはまっすぐで太めのくちばしと、背の白い横しまが目印です。

間違えやすい理由どちらも小さな体で木の幹を移動しながら餌を探します。

すむ場所

よく見られる場所
  • 落葉広葉樹林
  • 常緑広葉樹林
  • 針広混交林
  • 樹木の多い公園
分布
北海道から沖縄まで広く分布し、地域ごとに複数の亜種が見られます。
いる時期
好む環境
太い木や古い木があり、採食や巣穴掘りができる場所を利用します。
記録される時期

一年中、毎年記録されています · 記録が特に多いのは3月、12月〜1月

日本での観察1,426件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
幹や枝、葉、樹皮の下から昆虫やクモを探し、ヌルデ類やミズキ類などの種子も食べます。
活動
木の幹や枝をつついて餌を探し、短く控えめなドラミングもします。
群れの暮らし
つがいや家族で動き、秋から冬にはシジュウカラやメジロなどとのに入ることがあります。

繁殖と一生

巣
枯れ枝や立ち枯れ木に自分で穴を掘って巣にします。
卵の数
東京周辺の調査では、一度に2~5個の卵を産みます。
抱卵
東京周辺の調査では、雌雄で約14日間抱卵します。

名前と分類

名前について
以前は Dendrocopos kizuki とも呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
西表島の亜種オリイコゲラは、日本では絶滅危惧(EN)と評価されています。
コゲラ(Yungipicus kizuki)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo