オニタビラコは道ばたや庭でごく普通に見られるキク科の雑草で、暖かい地域では一年中花を咲かせます。春の七草の「ほとけのざ」(コオニタビラコ)とよく間違えられ、七草がゆに混ざることもあります。

姿・形

姿
高さ20cm〜1mほどで、茎や葉に細かい毛が生えています。
葉
根元の葉はになり、長さ8〜25cm、タンポポの葉のように深く切れ込みます。先端の裂片が大きく、丸みのある三角形です。
花
茎の先が枝分かれし、直径7〜8mmほどの黄色い花をたくさんつけます。花が終わっても頭花は上を向いたままです。
花の時期
春から秋まで咲き、暖かい地域では一年中咲くこともあります。
実
種子には白いがついています。

間違えやすい生き物

コオニタビラコLapsanastrum apogonoides

コオニタビラコは花茎が傾き、花は少なめです。花が終わると頭花は下を向いて丸くなり、種子に冠毛がありません。

間違えやすい理由切れ込んだ根元の葉、細い茎、タンポポに似た小さな黄色い花が似ています。

ヤブタビラコLapsanastrum humile

ヤブタビラコはオニタビラコとは別の属で、コオニタビラコと同じく種子に冠毛がありません。草丈も20〜30cmほどと低めです。

間違えやすい理由同じような場所に生えることがあり、葉や花の形が似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 道ばた
  • 庭
  • 公園
  • 畑
  • 林縁
分布
日本全国に分布するほか、中国やインドなどアジアの広い範囲と、太平洋の島々、オーストラリアにも見られます。
好む環境
人がよく手を入れる道ばたや庭、野原などに多く生えます。

繁殖と一生

種の広がり方
冠毛のある種子が風に乗って運ばれます。

名前と分類

名前について
日本では、以前は1種として扱われていたものが、アオオニタビラコ(japonica、基準となる亜種)とアカオニタビラコ(亜種elstonii)の2亜種に分けられています。アオオニタビラコは街なかに多く、葉は濃い緑色でややつやがあり、季節を問わず咲き続けます。アカオニタビラコは野原や畑に多く、毛が多く全体に赤みを帯び、春に太い茎が1本立って花を咲かせます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 名前は「大きなタビラコ」という意味と考えられています。タビラコとはコオニタビラコのことです。

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オニタビラコ(Youngia japonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo