ピラルクーは南米アマゾン川にすむ世界最大級の淡水魚で、水面で空気を吸って呼吸します。日本では野生では見られませんが、各地の水族館で人気があります。アラパイマとも呼ばれます。
姿・形
- 姿
- 成魚は体長2~3mになり、円柱形の体を硬く大きなうろこが覆います。成魚は体の後半が赤みを帯び、舌には硬い骨があります。4.5mという説もありますが、信憑性は低いとされています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 大きな川
- 川沿いの湖
- 分布
- 南米のアマゾン川流域に分布します。タイやマレーシアの川には釣りのために持ちこまれています。
- 好む環境
- 沼地や流れのゆるやかな場所を好みます。
暮らし
- 食べ物
- 小魚やエビなど
- 活動
- 空気呼吸ができ、水面に上がって息つぎをします。
繁殖と一生
- 巣立ち
- オスとメスがつがいで卵や稚魚の世話をし、とくにオスが数か月のあいだ稚魚を守ります。全身が黒い稚魚は水面近くで群れになり、親が下から見守ります。稚魚は1年で約1mに育ちます。
注意すること
- 注意すること
- 人を襲うことはありませんが、驚くと水面から勢いよく飛び出し、カヌーを転覆させたり人にぶつかってけがをさせたりする事故が起きています。
名前と分類
- 名前について
- 長いあいだ、この属にはピラルクー1種だけとされてきました。2013年ごろから別の種(Arapaima agassiziiや体の細いArapaima leptosomaなど)も認められるようになり、ピラルクーと呼ばれてきた魚が複数の種にまたがる可能性があります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- DDデータ不足判断できるだけの情報がまだ足りません
- 現状
- ワシントン条約の附属書IIに掲載され、国際取引が規制されています。
文化と話題
- 文化と話題
- 名前は現地のトゥピ語で「魚」を意味する「pira」と、赤い色素をとる植物「urucu」を合わせた言葉で、「赤い魚」という意味とされます。
- アマゾン川流域の市場では肉が高く取引されるため、伝統的な漁が続いています。
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