チャイロスズメバチは、キイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取り、その働き蜂に自分の子を育てさせるスズメバチです。黒っぽい茶色の体は日本のほかのスズメバチと大きく違い、見分けやすい種です。北方系の種で、本州で分布を広げてきましたが、個体数は少ないハチです。

姿・形

姿
全身が黒〜茶色の濃い色です。体長は働き蜂17〜24mm、女王29〜30mmほどです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 森林
  • 山地
  • 市街地
分布
もともとは北海道と本州中部以北にいましたが、2000年代初めまでに山口県を除く本州全域で確認され、都市部にも広がっています。四国・九州ではまだ確認されていません。北海道と本州の個体群は、人が運んだのではなく、それぞれアジア大陸から入ってきたと考えられています。

暮らし

群れの暮らし
をします。ほかの種より遅めに越冬から覚める女王が、相手の巣に入り込み、の女王を殺して働き蜂に自分の子を育てさせます。宿主の働き蜂は約2か月でいなくなり、巣は本種だけになります。乗っ取りに失敗した女王は自分で巣を作ります。

注意すること

注意すること
攻撃性はかなり強いとされています。外皮が厚く、キイロスズメバチやオオスズメバチの大あごや毒針でも貫きにくいといわれます。巣には近づかないようにしましょう。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

チャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo