オオカワヂシャは、河原や水田などの水辺に生える帰化植物で、淡い紫色の小さな花を穂のように咲かせます。ヨーロッパ・アジア北部原産で、外来生物法のに指定されています。在来のカワヂシャと交雑して雑種をつくるため、在来種への影響が心配されています。
姿・形
- 育つ姿
- 高さ30〜100cmほどになるです。
- 葉
- 長い楕円形の葉が対生します。縁のギザギザはごく小さく、目立ちません。
- 花
- 淡い紫色の小さな花を穂のように咲かせ、花びらには紫色の筋があります。
- 花の時期
- 4〜9月
間違えやすい生き物
カワヂシャVeronica undulata
オオカワヂシャは花が淡紫色で紫の筋がはっきりし、葉の縁のギザギザが目立たず、葉の幅が広く緑色が濃いです。在来のカワヂシャは花が白か白紫色で筋はほとんど目立たず、葉の縁がはっきりギザギザしています。
間違えやすい理由同じ水辺に生え、姿がよく似ています。駆除の際に在来のカワヂシャを抜かないよう注意が必要です。
すむ場所
- よく見られる場所
- 河原
- 水田
- 河川や湖沼の岸辺
- 分布
- 日本では本州の岩手県以南に帰化しており、分布は今も広がっています。1867年に神奈川県相模で記録されたのが最初ですが、入ってきた経路や時期はよくわかっていません。
- 好む環境
- 湖沼や河川の岸辺、水田などの湿地に生えます。
- 花の時期
4〜9月に咲きます
花 4〜9月
繁殖と一生
- 種の広がり方
- 種子は約0.4mmととても小さく、風や動物に運ばれて広がります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
- 現状
- 2006年に特定外来生物に指定され、生きたままの運搬・栽培・譲渡などが原則禁止されています。駆除は種子ができる前(5月中旬ごろまで)の抜き取りが効果的とされ、抜いた株は袋に入れて枯らしてから処分します。
- 脅威
- 在来のカワヂシャと交雑して雑種ホナガカワヂシャができます。雑種の種子にも発芽能力があるため、カワヂシャの遺伝的なかく乱が懸念されています。
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