ハナキツネノボタンは、幾重にも重なる花びらと豊富な花色で親しまれる園芸植物です。日本ではラナンキュラスやハナキンポウゲという名が広く使われ、鉢花やでよく見られます。

姿・形

育つ姿
肥大した根をもつ多年草ですが、園芸では一年草のように扱うこともあります。
葉
葉は深く切れ込み、細かな羽のように見えます。
花
園芸品種には白・黄・橙・桃・赤などがあり、半や八重咲きがよく見られます。
実
小さく乾いたが集まって実ります。

間違えやすい生き物

ハナイチゲAnemone coronaria

ハナイチゲのよくある一重咲きは、幅広い花びらが少数並び、中心部が黒っぽく目立ちます。ハナキツネノボタンのよくある八重咲きは、細かな花びらが何層にも重なります。

間違えやすい理由どちらもキンポウゲ科の球根性園芸植物で、鮮やかな花を咲かせます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 花壇
  • 鉢植え
  • 切り花栽培の温室
分布
原産地は地中海東部から西南アジアです。日本では野生植物というより、園芸植物として栽培されます。
好む環境
日当たりと水はけのよい土を好みます。高温期には休眠するため、涼しい春に育てやすい植物です。

育て方

増やし方
種まきや、肥大した根を分ける方法で増やします。
毒性
食べると口や胃腸を刺激し、汁が皮膚炎を起こすことがあります。ペットが口にしない場所で扱うと安心です。

名前と分類

品種といろいろな姿
花店で見かけるものの多くは、原種より花びらが増えた園芸品種や交雑系統です。一重咲きから八重咲きまであります。丸い花形もあり、品種によって写真の印象が大きく変わります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
ハナキツネノボタン(Ranunculus asiaticus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo