アキニレは秋に花が咲く木で、それが名前の由来です。西日本を中心に河原などの開けた場所に生え、公園や街路にも植えられます。小さく硬い葉と、細かくはがれてまだらになる樹皮が目印です。

姿・形

姿
成木の樹皮は細かな鱗のようにはがれ、灰色や褐色のまだら模様になります。
育つ姿
で、高さはおよそ10~15mになります。
葉
葉は小さくてやや硬く、光沢があります。縁には丸みのあるがあります。
花の時期
日本では9月ごろに小さな花が咲きます。
実
花の後すぐにができ、10~11月ごろに熟します。種は薄い翼の中央にあります。

間違えやすい生き物

ケヤキZelkova serrata

アキニレには丸く薄い翼果ができますが、ケヤキの実には広い翼がありません。アキニレの葉は一般に小さく、鋸歯も丸みがあります。

間違えやすい理由どちらも樹皮が鱗状にはがれ、樹形もよく似ています。

トウハルニレUlmus pumila

アキニレは秋に花と実が見られ、樹皮がまだらにはがれます。トウハルニレは春に花と実が見られます。

間違えやすい理由同じニレ属で、小さな鋸歯のある葉が似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 河原
  • 谷沿い
  • 開けた場所
  • 公園・街路
分布
日本では本州中部以西、四国、九州などの暖かい地域に分布します。西日本の河川敷でよく見られます。
好む環境
日当たりから半日陰のやや湿った場所を好みますが、丈夫で乾燥や都市の環境にも比較的よく耐えます。
花の時期

9月に咲きます

花 9月 · 実 10〜11月

繁殖と一生

種の広がり方
翼果は風に運ばれて広がります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
分布が広く、現在は大きな脅威が確認されていません。

文化と話題

文化と話題
  • イシゲヤキやカワラゲヤキという別名もあります。
  • 丈夫な性質と黄葉を生かし、盆栽にも利用されます。
アキニレ(Ulmus parvifolia)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo