コバネヒョウタンナガカメムシは体長6~7mmほどの小さなカメムシで、名前のとおり翅が短く、腹の先が見えています。田んぼのあぜのイネ科雑草で増え、イネの穂を吸っての原因になることもあります。
姿・形
- 姿
- 体は黒色で、翅は黄褐色です。翅が短く腹の先が隠れません。胸の中ほどがふくらみ、腹とのつなぎ目がくびれるので、ひょうたんのような形に見えます。翅の長い個体は1%もいません。
すむ場所
- よく見られる場所
- あぜ
- イネ科の草地
- 水田
- 分布
- 北海道から九州まで分布し、韓国にもいます。
暮らし
- 食べ物
- ノビエ、メヒシバ、エノコログサなどイネ科の花穂や、地面に落ちた雑草の種子の汁を吸います。
- 活動
- 飛ばずに、地面をすばやく歩き回ります。成虫は4月中ごろから動き出します。
- 群れの暮らし
- 雄のほうが雌より大きくなります。雄は前脚のが太く、餌をめぐって雄どうしが前脚で打ち合い、ボクシングのように闘います。
- 冬越し
- 成虫で、あぜの雑草の株元や、乾いた田の稲株の中で冬を越します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 年2回発生し、早生のイネには7月下旬ごろから成虫が現れて穂を吸います。2回目の成虫は9月上旬に出て水田を離れます。
- 増え方
- 雌は雑草の種子に卵を1粒ずつ産みつけ、30~40日かけて合計200個ほど産みます。産卵期間が長いので、成虫の出る時期がばらつきます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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