スルメイカは、日本の食卓や漁港でなじみ深いイカです。日本海を北上して成長し、成熟すると南へ戻る群れがいます。

姿・形

姿
細長い胴の後端に短い三角形のひれがあります。目には透明な膜がなく、外から眼球が見えます。

間違えやすい生き物

ヤリイカHeterololigo bleekeri

ヤリイカ(Heterololigo bleekeri)のひれは胴の半分以上まで長く続き、目は透明な膜で覆われています。スルメイカのひれは胴の先だけにあり、目にその膜はありません。

すむ場所

よく見られる場所
  • 日本海
  • 太平洋側の沖合
  • 東シナ海
分布
日本周辺の広い海域に分布します。日本海では東シナ海付近でふ化した群れが北上し、一部はオホーツク海まで達します。

暮らし

食べ物
日本海では小さいスルメイカはを食べ、成長すると魚を多く食べます。
活動
日本海の群れは成長しながら北へ進み、成熟すると産卵のため南へ向かいます。

繁殖と一生

繁殖期
日本海の群れでは秋に生まれた群れが9~12月、冬に生まれた群れが1~4月に、東シナ海から日本海西部にかけて産卵します。
寿命
寿命はおよそ1年です。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 富山県の郷土食「黒作り」には、スルメイカの身と墨を使います。
スルメイカ(Todarodes pacificus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo