シオザキソウは、南アメリカ原産のマリーゴールドの仲間ので、背が高く、花はとても小さくて目立ちません。東京の深川塩崎町で日本で初めて見つかったことから、この名がつきました。全体に強いにおいがあります。

姿・形

姿
高さ20〜100cmほどになり、全体から強いにおいがします。
育つ姿
一年草で、全体に毛がありません。
葉
葉は羽のように分かれた複葉で、ふちにギザギザのある小葉が5〜15枚つき、向かい合ってつきます。光に透かすと半透明の点が見えます。
花
細い筒形の頭花が枝先に集まってつきます。頭花は黄緑色のに包まれ、黄色いは2〜3個しかありません。
実
果実は黒褐色の細い棒状で、先にトゲのような冠毛があります。

間違えやすい生き物

フレンチ・マリーゴールドTagetes patula

フレンチ・マリーゴールドは高さ50cmほどの花壇の草花で、黄色やオレンジのビロードのような大きな花を咲かせます。シオザキソウは背が高く、頭花は細く小さく、舌状花は2〜3個だけです。

間違えやすい理由同じ属で、羽状の葉と強いにおいが似ています。

アフリカン・マリーゴールドTagetes erecta

アフリカン・マリーゴールドは花壇や切り花用に育てられ、大きくて丸い花を咲かせます。シオザキソウは野外で自然に生え、花がごく小さいです。

間違えやすい理由葉の形とにおいが似ています。

シオザキソウと花壇のマリーゴールドの比較
頭花舌状花見られる場所
シオザキソウ細く小さな筒形2〜3個空き地・草地に自然に生える
フレンチ・マリーゴールド大きくビロード状多い・黄色やオレンジ花壇
アフリカン・マリーゴールド大きく丸い多く重なる花壇・切り花

すむ場所

よく見られる場所
  • 市街地
  • 草地
  • 畑
分布
南アメリカ原産で、北アメリカ、アフリカ、オーストラリア、日本など世界各地に帰化しています。日本では1957年に東京で帰化が確認されて以来、各地で記録があります。
好む環境
市街地の空き地や草地、田畑など、人が手を入れた場所に生えます。

注意すること

注意すること
植物の油が皮膚を刺激し、日光に当たると皮膚炎を起こすことがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 原産地のペルーやボリビアではケチュア語で「ワカタイ」と呼ばれ、ハーブとして料理に使われます。ペルー料理のソース「オコパ」の材料です。

ほかの生き物も見てみる

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シオザキソウ(Tagetes minuta)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo