ハスモンヨトウは、幼虫が野菜・果樹・花・タバコ・ワタなど非常に多くの作物の葉を食べる代表的な農業害虫のガで、ほかの虫が避けるシソもよく食べます。日本では関東・中部より南に多く、6月ごろから被害が出始め、8〜10月に多くなります。名前は翅の斜めの縞模様に由来します。

姿・形

姿
成虫は体長15〜20mm、開張は30〜40mmほどです。淡い褐色の縞模様が斜めに入った翅を持ちます。

間違えやすい生き物

ヨトウガMamestra brassicae

の頭部の色で見分けられます。ハスモンヨトウは黒く、ヨトウガは黄褐色です。

間違えやすい理由どちらも夜に野菜の葉を食べる「夜盗虫」の幼虫です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 大豆畑
  • 施設園芸のハウス
分布
日本では関東・中部地方より南で発生します。寒さに弱いため、北日本では被害が比較的少なめです。
好む環境
山口県では野外で越冬できないと考えられていて、イチゴなどの施設内では一年中発生します。
見られる時期

日本の場合

活動 6〜10月

暮らし

食べ物
ふ化後2齢までは集団で葉を食べるため、食べられた葉が白く透けて見えます()。3齢以降は分散し、幼虫期に食べる量の大部分は老齢幼虫によるものです。
活動
幼虫は昼間は土の中に隠れ、主に夜に食べます。山口県では年に5〜6回発生し、6〜7月に飛来した成虫は移動性が高いとされています。

繁殖と一生

増え方
卵塊は黄褐色の毛で覆われ、大豆では上の方の葉の裏に、ハウスでは鉄骨パイプやビニールの高い位置に産み付けられることが多いです。
幼虫
老齢幼虫は頭部が黒いのが特徴です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 中〜老齢幼虫になると薬剤が効きにくく、各種の薬剤に抵抗性も発達しています。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo