ヨトウガは、幼虫が「ヨトウムシ(夜盗虫)」と呼ばれる畑の代表的な害虫です。大きくなった幼虫は昼は土の中や株元に隠れ、夜に出てきて葉を食べるので「夜盗」の名が付きました。キャベツやハクサイだけでなく、ナス科やウリ科など多くの野菜を食べます。

姿・形

姿
成虫は開張45mmほどで、体は灰褐色から黒褐色です。前翅にははっきりしない白い斑紋があります。

間違えやすい生き物

ハスモンヨトウSpodoptera litura

ハスモンヨトウの卵塊はラクダ色の毛で覆われ、若い幼虫の体の側面には一対の黒い模様があります。ヨトウガの卵塊には毛が付いていません。成虫は、ハスモンヨトウの前翅に斜めに交差する淡褐色の筋があります。

間違えやすい理由どちらも幼虫が「ヨトウムシ」と呼ばれ、同じ野菜の葉を食べます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 家庭菜園
分布
屋久島より北の日本各地に分布し、朝鮮半島、東アジア、ロシア、ヨーロッパにも広く分布します。
見られる時期

日本の場合

活動 4〜5月、9〜10月

暮らし

食べ物
幼虫はとてもで、イネ科以外のほとんどの植物を食べます。アブラナ科のキャベツ・ハクサイ、ナス科のジャガイモ・トマト、キク科のレタス、ウリ科のキュウリなどが被害を受けます。
冬越し
土の中で蛹になって冬を越します。

繁殖と一生

増え方
ふつう年2回、地域によっては3回発生します。越冬した蛹から4月下旬に成虫が羽化し、2回目の成虫は9~10月に羽化します。
幼虫
ふ化したばかりの幼虫は葉の裏に群れて食べ、を過ぎると昼は土の中に隠れるようになります。老熟幼虫は40~50mmになり、6月下旬ごろ土の中で蛹になって夏を越します。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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ヨトウガ(Mamestra brassicae)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo