シシタケは、茶色の傘に厚く大きながびっしり重なり、傘の裏にひだではなく針が並ぶ大型のキノコです。香りのよい近縁のコウタケとよく混同されますが、日本ではシシタケのほうが多く見られます。ヨーロッパや北アメリカにも分布します。

姿・形

姿
傘は大型で、直径5〜25cmほど、大きいものは30cm近くになります。傘の中央のくぼみは浅く、表面は厚く大きな鱗片におおわれます。裏面には長さ0.5〜1.5cmほどの針が密生します。

間違えやすい生き物

コウタケSarcodon aspratus

シシタケのほうが大きく、傘のくぼみが浅く、鱗片が厚く大きいです。コウタケは傘の中央が柄の中まで深くくぼみ、秋に雑木林など広葉樹の林に生えます。

間違えやすい理由どちらも鱗片のある茶色の傘の裏に針が並び、よく取り違えられます。

すむ場所

分布
日本のほか、ヨーロッパや北アメリカに分布します。
好む環境
ヨーロッパや北アメリカでは、トウヒやモミの根と共生し、その林の地上に生えます。日本での生える場所や時期は、確かな資料で確認できていません。

繁殖と一生

増え方
傘の裏の針から褐色の胞子を出します。

注意すること

注意すること
やや苦味があり、あくが強いとされます。胃腸の不調を起こすことがあるという記録もあります。

名前と分類

名前について
以前はマツ林に生える似たキノコもこの種に含められていましたが、DNAの研究でマツと共生するものは別種 Sarcodon squamosus とされました。2024年の中国の研究では、この名前で呼ばれていたキノコがさらに複数の種に分けられており、日本や北アメリカでこの名前で呼ばれるキノコがすべて同じ種かどうかは、まだはっきりしていません。コウタケ(Sarcodon aspratus)は別の種で、日本特産とされます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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シシタケ(Sarcodon imbricatus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo