トベラは海岸に自生するで、厚くつやのある葉は潮風に耐えます。白く香る花は咲き進むとクリーム色になり、秋から冬には果実が3つに裂けて粘り気のある赤い種子が現れます。

姿・形

育つ姿
よく枝分かれする常緑低木で、ふつう高さ2~4mほどになります。
葉
厚く光沢のある葉が枝先に集まり、のように見えます。葉先は丸く、縁にがなく、少し裏へ巻くことがあります。
花
で、枝先に香りのよい5弁花が集まります。花は白く咲き、しだいにクリーム色になります。
花の時期
九州ではおもに5~6月に花が咲きます。
実
九州では11~12月に果実が熟して3つに裂け、粘り気のある赤い種子が現れます。

間違えやすい生き物

シャリンバイRhaphiolepis umbellata

トベラの葉は縁が完全に滑らかで、少し裏へ巻くことがあります。シャリンバイの葉には、よく見ると縁に鋸歯があります。

間違えやすい理由どちらも暖地の海岸で見られる常緑低木で、厚い葉が枝先に集まります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 暖地の海岸
  • 海岸林・岩場
  • 公園・生け垣
分布
日本では本州の暖地から四国、九州、沖縄に分布し、海岸に自生します。街路樹、公園、生け垣にも植えられます。
好む環境
日なたから日陰まで育ち、水はけのよい土を好みます。潮風や乾燥、刈り込みに比較的強い木です。
花の時期

5〜6月に咲きます

花 5〜6月

繁殖と一生

増え方
雌雄異株なので、果実は雌花をつける株にできます。

名前と分類

名前について
トベラという名は「扉の木」が変化したものといわれます。
品種といろいろな姿
葉に白やクリーム色の斑が入る品種や、低くまとまる園芸品種があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 昔は節分に臭いのある枝を門や扉に挟み、魔よけにする風習がありました。
トベラ(Pittosporum tobira)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo