アメリカガシワは北アメリカ東部原産のナラの仲間で、深く切れ込んだ葉と、下向きに垂れる下枝が目印です。若い木は枯れ葉を冬じゅう枝に残します。日本には自生しません。英語ではピンオーク(pin oak)と呼ばれ、原産地のアメリカでは街路樹として広く植えられています。
姿・形
- 姿
- 若い木は整った円すい形で、上の枝は上向き、中ほどの枝は横向き、下の枝は垂れ下がります。
- 育つ姿
- 高さ20mほどになる落葉高木です。
- 葉
- 葉は長さ5〜16cmで、5〜7つに深く裂け、裂片の先には細い針のような突起があります。秋は銅色から赤褐色に色づきます。
- 実
- どんぐりは長さ1〜1.6cmの丸い形で、皿のような浅いが4分の1ほどを包みます。花が咲いた翌年の秋に熟します。
間違えやすい生き物
アカガシワQuercus rubra
アカガシワの葉は7〜11に浅く裂け、どんぐりは長さ1.3〜3cmと大きめです。アメリカガシワの葉は中央の葉脈近くまで深く裂け、どんぐりは小さく丸いです。
間違えやすい理由どちらも北アメリカ原産で、先のとがった裂片をもつナラの仲間です。
すむ場所
- よく見られる場所
- 川沿いの低地
- 街路
- 公園
- 分布
- アメリカ東部から中部、カナダ南部のオンタリオ州に自生します。日本に野生のものはありません。
- 好む環境
- 水はけの悪い粘土質の低地に生え、酸性の土を好みます。
育て方
- 育て方
- 根が浅く広がるので移植しやすく、成長も早いです。アルカリ性の土では葉が黄色くなりやすいです。
名前と分類
- 名前について
- 種小名の palustris は「沼地の」という意味で、湿った土地に生えることにちなみます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
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