キボシカミキリは、灰黒色の体に黄色い斑紋が散らばるカミキリムシで、イチジクやクワの害虫として知られます。斑紋の形は地域によって違い、伊豆諸島や南西諸島には島ごとに別のがいます。

姿・形

姿
体長14~30mmで、黒い体が灰白色の細かい毛でおおわれ、黄色の模様があります。頭と前胸の両脇に黄色の縦すじ、上翅には大小の黄色い点があります。触角は雄で体長の約2.6倍、雌で約2倍あり、白い毛の輪がつきます。

間違えやすい生き物

クワカミキリApriona japonica

クワカミキリは体長約40mmと大きく、黒褐色の体に淡褐色の細かい毛が生えています。キボシカミキリは14~30mmほどで、灰黒色の体の上翅に黄色い斑点があります。

間違えやすい理由どちらもクワやイチジクの害虫です。

ゴマダラカミキリAnoplophora chinensis

ゴマダラカミキリはつやのある黒い体に白い斑点があります。キボシカミキリは灰色がかった体に黄色い斑紋があり、前胸の両脇に黄色い縦すじがあります。

間違えやすい理由どちらも斑点模様の大きなカミキリムシで、触角が長いです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 森林
  • 農地
  • 市街地
分布
本州・四国・九州・対馬・南西諸島、伊豆諸島に分布します。国外では朝鮮半島、中国、台湾にいます。
見られる時期

日本の場合

活動 6〜10月

暮らし

食べ物
成虫はイチジクやクワの若葉を食べ、樹皮もかじります。
活動
年1~2回発生し、成虫は6~7月と9~10月に現れます。
冬越し
幼虫で冬を越します。

繁殖と一生

幼虫
雌は樹皮にかみ傷をつけて卵を1個ずつ産み、1匹で約300個産みます。幼虫は白い円筒形で脚がなく、樹皮の下から材の中へ食い進み、穴から木くずのようなふんを出します。
幼虫の食草
イチジクやクワなどクワ科の木で育ちます。

名前と分類

名前について
本州中西部・四国・九州にいるものが在来か、人の手で持ち込まれたものかは、まだはっきりしていません。観賞用の木の運搬に紛れて各地に広がったと考えられています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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キボシカミキリ(Psacothea hilaris)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo