セイヨウスモモは、乾燥させたプルーンでおなじみのスモモの仲間です。日本で「プラム」「スモモ」として多く出回るのはニホンスモモですが、セイヨウスモモの生果は「プルーン」として売られ、長野県が生産量日本一です。
姿・形
- 育つ姿
- 落葉性の小高木または大きな低木で、枝にはふつうとげがありません。
- 葉
- 葉は楕円形から倒卵形で、長さ4〜10cmほど、縁に丸いぎざぎざがあります。
- 花
- 春、白色または緑がかった白色の花が、葉より先か葉と同時に咲きます。花は1〜2個ずつ付きます。
- 実
- 果実は青黒色、赤色、黄色などで、中に大きな種子が1個あります。種子は平たく、ふつう果肉から離れやすいです。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 果樹園
- 庭
- 分布
- コーカサス地方の原産と考えられる栽培植物です。野生ではほとんど見られず、日本では果樹として栽培されています。
- 好む環境
- 日当たりと水はけのよい肥えた土を好みます。花が早く咲くので、遅霜や冷たい風を避けられる場所が向いています。
育て方
- 増やし方
- ふつうで増やします。
名前と分類
- 名前について
- ヨーロッパスモモとも呼ばれます。スピノサスモモ(Prunus spinosa)とミロバランスモモ(Prunus cerasifera)の自然交雑で生まれたという説が長く知られています。その後の一部の研究では、ミロバランスモモだけから生じた可能性も示されています。
- 品種といろいろな姿
- 品種が非常に多く、種を入れたまま乾燥できるプルーン系、黄色く丸いミラベル、小さく酸味の強いダムソンなどがあります。日本で「プルーン」として売られている青い果皮の品種には、本来のプルーン系とは別の系統のものもあります。緑色の実のグリーンゲージ(レーヌ・クロード)は亜種 Prunus domestica italica として別に扱われています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- DDデータ不足判断できるだけの情報がまだ足りません
文化と話題
- 文化と話題
- 栽培の歴史は約2,000年といわれます。
- 長野県のプルーン栽培は、日照時間が長く雨が少ない内陸の気候のもとで行われています(生産量全国一は2016年産)。
- 生で食べるほか、ジャム、コンポート、果実酒に使い、酸味は豚肉や鴨のソースにも合います。
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