ニホンアマガエルは西日本の水田や草地で見られ、緑色から灰褐色へ体色を変えるカエルです。指先ので植物によじ登り、繁殖期にはオスがのどをふくらませて鳴きます。

姿・形

姿
背中は緑色から灰褐色まで変化し、鼻先から目を通って肩へ続く黒い線があります。腹側は白色から黄色で、指先は丸い吸盤になります。
声
繁殖期のオスはのどのをふくらませ、短い声を繰り返します。

間違えやすい生き物

ヒガシニホンアマガエルDryophytes leopardus

ヒガシニホンアマガエルは主に近畿地方より東に分布します。後ろ脚の太もも裏の模様が手がかりになりますが、境界付近や写真だけでは判断が難しい場合があります。

間違えやすい理由2025年まで同じ種として扱われ、体色や大きさがよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 水田・湿地
  • 森林・草地
  • 池の周り
分布
現在の狭い分類では、主に近畿地方以西に分布します。近畿地方より東の個体群はヒガシニホンアマガエルとして分けられています。
好む環境
繁殖には浅く流れの少ない水面を使い、ふだんは水辺の草や低木にも上ります。

暮らし

食べ物
昆虫やクモなどの小動物を食べます。
活動
周囲の色や状態に合わせて体色が変わるため、緑色かどうかだけでは識別できません。

繁殖と一生

巣
西日本の水田でも繁殖します。浅く流れの少ない水に、少数ずつ卵を産みます。

名前と分類

名前について
以前の学名はHyla japonicaで、現在はDryophytes japonicusです。2025年に東日本の個体群がヒガシニホンアマガエル(Dryophytes leopardus)として分けられたため、それ以前の「ニホンアマガエル」の資料には両種が含まれる場合があります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
ニホンアマガエル(Hyla japonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo