インドクジャクは南アジア原産のキジ科の鳥で、インドの国鳥です。オスは目玉模様の長い飾り羽を扇のように広げます。日本では動物園などで飼われているほか、沖縄の八重山諸島や宮古島で逃げ出した個体が野生化し、小型の在来の生きものを食べるため、として駆除が進められています。
姿・形
- 姿
- オスは頭から首が青く、頭に扇形の冠羽があり、全長は飾り羽を含めて200〜230cm前後になります。メスは全長86〜97cmほどで、全体に褐色です。羽の鮮やかな色は色素ではなくによるものです。
間違えやすい生き物
マクジャクPavo muticus
マクジャクは首と胸が竜のうろこのような緑色に輝き、冠羽は細く高く立ちます。インドクジャクのオスは首が青く、冠羽が扇形です。マクジャクはメスも緑色がかっています。
間違えやすい理由どちらも長い飾り羽を広げるクジャクで、両種の雑種も飼育されています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 落葉樹林
- 農耕地
- 人里近く
- 分布
- インド、スリランカ、ネパール南部、パキスタン東部、バングラデシュ西部が原産です。日本では宮古島、石垣島、小浜島、黒島、与那国島など先島諸島に定着しています。
- 好む環境
- 原産地では標高1,500m以下の落葉樹林とその周辺、農耕地にすみます。
暮らし
- 食べ物
- 昆虫などの節足動物、小型の爬虫類や両生類、植物の葉・果実・種子を食べる雑食性です。
- 活動
- 昼行性で地上で暮らし、夜は木の上で休みます。飛ぶのは得意ではありませんが、危険を感じると飛ぶこともあります。
- 群れの暮らし
- オス1羽とメス数羽の小さな群れで行動します。繁殖期が終わると、メスと若鳥だけの群れになりやすいです。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 原産地では雨季の始まりに合わせて繁殖します。
- 卵の数
- 卵3〜8個
- 抱卵
- 約28日(27〜30日)。メスだけが抱卵し、ヒナを育てます。
名前と分類
- 品種といろいろな姿
- 飼育下で代を重ねて、全身が白い白変個体(シロクジャク)などが固定されています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
文化と話題
- 文化と話題
- 日本には飛鳥時代に初めて持ち込まれたとされ、『日本書紀』に献上の記録があります。
- 原産地のインドでは神聖な鳥として保護され、サソリやヘビを食べる鳥としても大切にされてきました。
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