ウヅキコモリグモは、4月(卯月)ごろによく目につくことから名付けられたコモリグモで、日本の平地では市街地でも郊外でも最もふつうに見られる種類です。網を張らずに地面を歩き回って虫を捕らえ、雌はをおしりにつけて持ち歩き、生まれた子グモを数日間背中に乗せて守ります。

姿・形

姿
体長は雌7〜10mm、雄6〜8mmほどです。頭胸部は黒褐色で、中央に幅の広い明るい帯があります。腹部と脚は褐色・黄褐色・黒が入りまじった複雑な模様です。

間違えやすい生き物

キクヅキコモリグモPardosa pseudoannulata

ウヅキコモリグモは、頭胸部の中央の明るい帯が真ん中あたりで星形に広がるのが目印です。キクヅキコモリグモは頭胸部に暗い帯があり、水田などの農地に多く、水の上もすばやく走ります。どちらも個体ごとに模様が違うため、ぼやけた写真だけで確実に見分けるのは難しいです。

間違えやすい理由同じ属で大きさや色合いが近く、どちらも卵のうを持ち歩くためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草地
  • 田畑
  • 河原
  • 市街地
分布
日本各地の平地に広く分布します。国外では朝鮮半島、中国、台湾、ロシア極東に見られます。
好む環境
原野や田畑、河原などの開けた場所に多く、比較的乾いた環境を好みます。

暮らし

活動
早春から晩秋まで見られ、成体は一年中見つかることもあります。地上を歩き回って昆虫を捕らえます。

繁殖と一生

繁殖期
春と秋に産卵することが多いです。
巣
雌は平たい球形の卵のうをにつけて持ち歩きます。
幼虫
卵のうから出た子グモは、数日間母グモの腹部に乗って過ごします。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ウヅキコモリグモ(Pardosa astrigera)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo