韓国ハコネサンショウウオは、朝鮮半島の冷たく澄んだ山の渓流にだけすむサンショウウオで、日本には分布していません。肺が退化していて、主に皮膚で呼吸します。日本のハコネサンショウウオと同じ仲間です。
姿・形
- 姿
- 全長12~18cmほどで、尾は胴と同じかそれより長いです。背は黄褐色~赤褐色・暗褐色で小さな黄色い斑点があり、腹は無地で半透明の灰白色です。指先には黒い爪があります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山地の渓流
- 渓流沿いの森林
- 分布
- 韓国の白頭大幹・太白山脈を中心とする山地に分布し、北朝鮮にも続きます。日本にはいません。
- 好む環境
- 森に囲まれた冷たく澄んだ渓流が必要です。成体は主に皮膚で呼吸し、ふだん渓流沿いの森の石の下や落ち葉の中に隠れています。
暮らし
- 食べ物
- 水中では水生昆虫、陸上ではミミズやクモ、昆虫を食べます。
- 活動
- 主に夜に活動します。
繁殖と一生
- 繁殖期
- 韓国・三陟(サムチョク)の洞窟での調査では、4~6月と11~12月の年2回繁殖すると報告されています。
- 巣
- 湧水や伏流水のある源流部や洞窟で、1対のを石や木の根に産みつけます。
- 幼虫
- 幼生は渓流で2~3年過ごしてから変態します。
名前と分類
- 名前について
- 朝鮮半島の個体群は、以前は中国東北部などに分布する Onychodactylus fischeri とされていましたが、2012年に別種とされました。2022年には朝鮮半島南東端の個体群が梁山ハコネサンショウウオ(O. sillanus)として分けられました。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- LC低懸念絶滅のおそれは低いです
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