キョウチクトウは、冬も緑の葉を保つ低木で、公園や道路沿いに植えられます。日本では6~11月ごろに白・桃色・赤などの花を咲かせ、乾燥や大気汚染に比較的強い植物です。植物全体に強い毒があり、口にすると重い中毒を起こすおそれがあるので、切った枝を燃やした煙も避けてください。

姿・形

育つ姿
高さおよそ3 mになるで、暖地ではさらに大きくなることがあります。
葉
厚く細長い葉が、ふつう3枚ずつします。枝を切ると粘りのある樹液が出ます。
花
日本では6~11月ごろ、枝先に白・桃色・赤などの花をまとめて咲かせます。八重咲きやさまざまな花色の園芸品種もあります。
実
細長い実が対になってでき、熟すと裂けて先端に毛のある種子が出ます。

間違えやすい生き物

ミフクラギCerbera manghas

沖縄で見られるミフクラギは、葉が枝先に互い違いにつき、白い花の中心が赤くなります。キョウチクトウの細長い葉は向かい合うか3枚ほどずつ出ます。

間違えやすい理由どちらもキョウチクトウ科の常緑樹で、別名にも「キョウチクトウ」が入ります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭園
  • 公園
  • 道路沿い
分布
地中海沿岸から南アジア方面が原産で、日本には江戸時代に渡来したとされています。東北地方南部以南を中心に庭木や街路樹として植えられます。
好む環境
日当たりを好み、乾燥や大気汚染にも比較的強い植物です。寒さには弱く、強い霜では傷みます。
花の時期

6〜11月に咲きます

花 6〜11月

育て方

増やし方
園芸では種子や挿し木で増やします。
毒性
全草にがあり、口にすると重い中毒を起こすおそれがあります。枯れ葉にも毒があり、剪定枝を燃やした煙も避ける必要があります。

名前と分類

名前について
以前は Nerium indicum や Nerium oleander var. indicum という学名でも呼ばれました。
品種といろいろな姿
黄色い花が咲くものや、葉に模様が入った園芸品種、背の低い園芸品種もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 「夾竹桃」という名は、葉が竹に、花が桃に似ることに由来します。
キョウチクトウ(Nerium oleander)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo