キセキレイは、渓流の石の上を歩きながら長い尾を上下に振る鳥です。胸から腹の黄色が名前の由来で、夏のオスは喉が黒くなります。

姿・形

姿
全長は約20 cmで、細身の体と長い尾があります。頭と背は灰色、胸から腹は黄色で、夏のオスは喉が黒くなります。
声
飛びながら高く澄んだ声で鳴きます。

間違えやすい生き物

ハクセキレイMotacilla alba lugens

ハクセキレイ(Motacilla alba lugens)の下面は主に白く、全体が黒・白・灰色に見えます。キセキレイは胸から腹と腰の黄色が目立ち、渓流で見られることが多いです。

間違えやすい理由どちらも細身で尾が長く、歩きながら尾を振ります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 渓流
  • 河川
  • 湖沼や公園の水辺
分布
九州以北のほぼ全国で繁殖します。北海道では、南西諸島ではとなり、北地や高地の個体は冬に暖地へ移動します。
いる時期
地域によってまたはです。
好む環境
流れのある水辺と、歩いて餌を探せる岩や岸辺を好みます。

暮らし

食べ物
水生昆虫の幼虫やほかの昆虫を食べます。水辺を歩いて餌を探します。
活動
水辺を歩きながら、長い尾を絶えず上下に振ります。

繁殖と一生

繁殖期
日本では春から夏に繁殖します。
巣
岩のくぼみや石垣、軒下などの隙間に巣を作ります。
卵の数
卵4~6個
抱卵
約12日

名前と分類

名前について
ヨーロッパ、アゾレス諸島、マデイラ諸島では、それぞれ異なるが見られます。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
キセキレイ(Motacilla cinerea)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo