メタセコイアは、化石で知られた後に中国で生きた木が確認された大きな木です。日本には自生しませんが、公園や並木に広く植えられています。円すい形に育ち、柔らかく平たい葉が秋に赤褐色に色づいた後、小枝ごと落ちます。

姿・形

姿
幹はまっすぐ伸び、枝が広がって美しい円すい形になります。成木の赤褐色の樹皮は縦に深く裂けます。
育つ姿
高さ30mを超えることがあるです。
葉
柔らかく平たい葉と短い枝が向かい合って付きます。秋には橙赤色から赤褐色に色づき、小枝ごと落ちます。
花の時期
日本では葉が開く前の2~3月に雄花と雌花が見られます。
実
果実のように見えるものは、丸形から短い円柱形のです。鱗片の間に翼のある種子があります。

間違えやすい生き物

ラクウショウTaxodium distichum

メタセコイアの平たい葉と短い枝は左右で向かい合います。ラクウショウの葉は一枚ずつ互い違いに付き、先がやや細く尖ります。

間違えやすい理由どちらも羽毛のような葉をもつ大きな落葉針葉樹で、秋に褐色へ色づきます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 公園
  • 並木道
  • 庭園
分布
自然分布は中国中南部の限られた地域です。日本では各地に植栽されています。
好む環境
日当たりがよく、湿り気と肥沃さのある土で速く育ちます。大木になるため、広い場所が必要です。
花の時期

2〜3月に咲きます

花 2〜3月 · 実 10月

繁殖と一生

種の広がり方
秋から冬に熟した球果が開き、翼のある種子が散ります。

育て方

増やし方
種子や枝の挿し木で増やせます。

保全状況

IUCNレッドリスト
EN絶滅危惧野生での絶滅の危険がとても高いです
現状
中国の野生個体群は分断され、生息地の質と成熟した木の数が減っています。

文化と話題

文化と話題
  • 日本では化石を研究した三木茂が1941年にメタセコイア属を発表し、その後に中国の生きた木と結び付けられました。
  • 1949年に若木と種子が日本へ持ち込まれ、各地の公園や並木に広まりました。
メタセコイア(Metasequoia glyptostroboides)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo