エゾノコリンゴは春に白い花がまとまって咲き、秋に小さな赤い実がなる木です。ズミ(Malus toringo)によく似ていますが、長い枝の葉はふつう三つに裂けません。

姿・形

姿
秋に直径約1cmの小さな実が深い赤色に熟します。
育つ姿
高さ約15mになるです。
葉
葉は卵形から楕円形で、縁に細かなギザギザがあります。若い葉の裏の筋や葉の柄には細い毛が見られます。
花
5~6月に直径約3~4cmの白い花が短い枝に5~10個まとまって咲きます。
実
実は秋に赤く熟し、先端に花のがくは残りません。

間違えやすい生き物

ズミMalus toringo

エゾノコリンゴは長い枝の葉もふつう三つに裂けず、冬の芽の中では葉が巻いています。ズミの葉は三つに裂けることがあり、冬の芽の中では折り畳まれています。写真だけでは区別が難しい場合があります。

間違えやすい理由白い花と小さな実をつける姿がよく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地の林内
  • 林縁
分布
日本では北海道と本州北部・中部に分布します。岐阜県では山地にまれに見られます。

名前と分類

名前について
Malus baccata var. mandshuricaというとして扱うこともあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
DDデータ不足判断できるだけの情報がまだ足りません
現状
岐阜県ではと評価されています。

文化と話題

文化と話題
  • 北海道のアイヌ語資料には、この木の花が多い年はサケが豊漁になるという言い伝えが記録されています。
エゾノコリンゴ(Malus mandshurica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo