テングチョウは、頭の先に長く突き出たが天狗の鼻のように見えることから名付けられたチョウです。日本各地にすみ、成虫で冬を越して早春の暖かい日に飛び始めます。幼虫はエノキなどの葉を食べて育ちます。

姿・形

姿
茶色の翅に褐色から橙色の模様があり、前翅の前縁近くに白い紋が2つあります。前翅の外縁は角ばって突き出ます。前翅長は20〜30mmほどです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 雑木林の周辺
  • 山地から平地
分布
日本全国(北海道から沖縄島)で見られます。国外では朝鮮半島・台湾・中国・ヒマラヤ周辺にも分布します。

暮らし

活動
新しい成虫は初夏(暖かい地域では7〜8月)に羽化し、真夏はあまり活動せず、秋に再び飛んだあと成虫のまま冬を越します。早春に再び活動し、すばやく飛んでいろいろな花を訪れます。まれに大発生することがあります。
冬越し
成虫で越冬します。

繁殖と一生

幼虫
幼虫はいわゆるアオムシ型で、さなぎは他のタテハチョウの仲間と同じく尾端でぶら下がるです。
幼虫の食草
幼虫はエノキやリュウキュウエノキの葉を食べます。

名前と分類

名前について
以前はヨーロッパの近縁種と同じ種とされ、Libythea celtisとも呼ばれていました。屋久島以北の本土亜種(L. l. celtoides)、奄美大島から沖縄島の琉球亜種(L. l. amamiana)などの亜種に分けられています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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テングチョウ(Libythea lepita)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo