カラタチは、緑色の枝に太いとげがあり、一枚の葉が三枚の小さな葉に分かれる木です。日本には古くから伝わり、生け垣や、ミカン類を接ぎ木するときに根と幹の下部を受け持つ木として使われてきました。

姿・形

姿
の低木から小高木で、緑色の枝には長さ1~7 cmほどの鋭いとげがあります。
葉
一枚の葉が三枚の小さな葉に分かれ、葉の柄には薄いひれのような部分があります。
花
春、葉が開く前に香りのある花びらが5枚の白い花を咲かせます。花は前年の枝に一つずつ付くことが多いです。
実
丸い果実は直径3.5~5 cmほどで、表面に毛があり、秋に黄色く熟します。

間違えやすい生き物

ノイバラRosa multiflora

ノイバラ(Rosa multiflora)は小さな白い花がまとまって咲き、一枚の葉は通常5~11枚の小さな葉に分かれます。カラタチは三枚一組の葉で、秋に黄色いミカン形の果実が付きます。

間違えやすい理由どちらもとげのある生け垣になり、白い花を咲かせます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 人家の生け垣
  • 果樹園の周辺
  • 日当たりのよい庭
分布
中国原産で、日本では暖地を中心に各地で栽培されています。野生の木というより、人の暮らしの近くで植えられた木を目にすることが多いです。
好む環境
日当たりと水はけのよい場所を好みます。耐寒性が比較的強く、ミカン類より寒い地域でも育てられます。

育て方

増やし方
種から増やすことができ、丈夫な根を生かしてミカン類のにも使われます。
毒性
果実は香りますが、とても酸味と苦味が強く、種も多いです。枝の鋭いとげにも注意が必要です。

名前と分類

名前について
以前はPoncirus trifoliataと呼ばれていました。
品種といろいろな姿
枝ととげが強く曲がる‘Flying Dragon’型が栽培されています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 和名は「カラタチバナ」が縮まった名とする説明があります。
カラタチ(Citrus trifoliata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo