クコは夏から秋に薄紫の小さな花を咲かせ、晩秋に橙紅色の実をつける、とげのある落葉低木です。日本全域の平地の日当たりのよい場所や道ばたに生えます。実はクコ酒やドライフルーツに、若葉はおひたしや天ぷらに使われてきました。
姿・形
- 育つ姿
- 高さ1〜3mほどの落葉低木です。株元から何本も茎を出し、弓なりに垂れてやぶ状になります。枝に1〜2cmのとげがあります。
- 葉
- 長さ1.5〜5cmほどの楕円形やひし形の葉で、縁にぎざぎざはありません。数枚ずつ束になってつきます。
- 花
- 直径1cm前後の薄紫色の鐘形の花で、先が5つに裂けます。
- 花の時期
- 7〜11月
- 実
- 楕円形の実が9月ごろからつき、晩秋に橙紅色に熟します。中に平たい黄色の種子がたくさん入っています。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 道ばた
- 日当たりのよい平地
- やぶ
- 分布
- 日本全域に分布し、朝鮮半島、中国、台湾にも見られます。
- 好む環境
- 平地の日当たりのよい場所を好みます。
- 花の時期
7〜11月に咲きます
花 7〜11月
育て方
- 育て方
- 芽吹く力が強く刈り込みに耐えるので、庭木や生け垣にも使われます。挿し木で簡単に増やせます。
- 毒性
- 血液を固まりにくくする薬(ワルファリン)との飲み合わせの報告があり、食品としての安全性や効き目については信頼できるデータが見当たらないとされています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 和名は漢名「枸杞」から来ています。カラタチのようなとげと、コリヤナギのようにしなやかな枝にちなむとされます。
- 果実は枸杞子、根の皮は地骨皮、葉は枸杞葉という生薬になります。
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