サンマは北太平洋を大群で回遊する細長い海の魚で、秋の味覚を代表する大衆魚として塩焼きや刺身、缶詰などで親しまれています。2010年ごろから日本の漁獲量は大きく減っています。

姿・形

姿
体は細長く、くちばしのようにとがった顎をもちます。背びれと尻びれの後ろに小さなが並びます。背は濃い青色、腹は銀白色です。大きいものは40cmほどになります。

間違えやすい生き物

サヨリHyporhamphus sajori

サヨリは下顎だけが針のように長く伸び、上顎は小さく、生きているときは下顎の先が赤いです。サンマは上下の顎がともに短いくちばし状で、背びれの後ろに小離鰭が並びます。

間違えやすい理由どちらも細長く、背が青く腹が銀色の魚です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 外洋
  • 海の表層
分布
北太平洋に広く分布し、日本近海からアラスカ湾、メキシコ沿岸までの海域で見られます。
好む環境
外洋の表層近くを大きな群れで泳ぎます。
移動
季節によって広い範囲を回遊します。

暮らし

食べ物
カイアシ類やオキアミなどの動物プランクトンを食べます。胃がなく腸が短いため、食べたものを20〜30分ほどで消化して排出します。
活動
危険を感じると水面から飛び出して滑空することがあります。

繁殖と一生

増え方
卵には細い糸があり、流れ藻にからみついて付着します。産卵の時期や場所は海域によって異なり、まだわかっていないことも多いです。
寿命
寿命は1〜2年ほどとされ、最長で4年という記録もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
2010年ごろから分布が沖合に移り、資源が減っています。親潮が弱まって道東・三陸沖の水温が上がったこと、餌の少ない沖合で産卵・成育するようになったこと、日本近海でイワシ類やサバ類が増えたことが原因として考えられています。

文化と話題

文化と話題
  • 名前の由来には、細長い魚を表す言葉から来たという説と、大きな群れを表す言葉から来たという説があります。漢字では「秋刀魚」と書きます。
  • 主な漁場は根室沖から三陸沖、銚子沖で、棒受け網漁が中心です。
  • 近年は日本の漁獲が減る一方、台湾や中国などの船が公海で多く漁獲しています。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

サンマ(Cololabis saira)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo