キンバエは全身が金属のように輝く金緑色のハエです。日本各地にいて、町なかより郊外の林のふちに多く見られます。ナミキンバエとも呼ばれます。

姿・形

姿
体長7〜10mmほどで、全体が強い金属光沢のある金緑色です。胸と腹の背面のふちは青藍色を帯び、中央は黄金緑色に見えます。オスは左右のが近接し、メスは広く離れています。

間違えやすい生き物

ヒロズキンバエLucilia sericata

胸の背中の中央に並ぶ剛毛が、キンバエは2+2本、ヒロズキンバエは2+3本です。オスの複眼の間も、ヒロズキンバエはわずかに離れています。拡大写真が必要です。

間違えやすい理由どちらも金緑色に光り、大きさも近いためです。ヒロズキンバエはごみ処分場など人の暮らしの近くに多く見られます。

ミドリキンバエLucilia illustris

写真ではほとんど見分けられません。オスの交尾器やメスの腹端の形を顕微鏡で調べて識別します。

間違えやすい理由色も大きさもほぼ同じで、同じ種かどうか議論されたほど近い仲間です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 林縁
  • 平地の森林
  • 郊外
分布
日本では全国に分布します。国外では朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパなどにいます。
好む環境
動物の死体などから発生しますが、人の住む市街地よりも近郊の林縁や平地の森林に多いとされます。
見られる時期

日本の場合

活動 5〜9月

暮らし

食べ物
成虫は花粉や花の蜜を食べ、動物の死体や糞、ごみ捨て場にも集まります。幼虫は主に動物の死体を食べて育ちます。
活動
成虫は5〜9月に多く見られます。成虫で越冬するとされます。

繁殖と一生

増え方
メスは幼虫のえさになる死体などに直接卵を産みます。キンバエの仲間は、1匹のメスが200個以上の卵を産むとされます。
幼虫
キンバエの仲間は夏には育つのが速く、卵は約1日でかえり、幼虫は4〜5日で蛹になり、蛹は5〜6日で成虫になります。

注意すること

注意すること
室内にも飛んでくることがあり、として扱われます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

キンバエ(Lucilia caesar)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo